1DAY 不妊治療 スッキリをみて

現在治療中の方の声がリアルですごく響いた。

・産みたくても産めない人が沢山いる。その現状を知っていただきたいです。

働いている方は会社の理解を得るのもまだまだ難しい問題だと思います。

 

・学生時代「避妊」について教わっても「不妊」については教わらなかったのでもっと早い段階で知識が欲しかった。

 

もうこの時点で共感。まだまだ不妊に対して理解がない世の中。私も実母に不妊症を理解してもらえず辛かった…。

不妊の知識もそう。周りにもいなかったから調べる所から自分で情報収集したり、治療をして知る現実。診察後、看護師さんに不安な事を聞いても丁寧に対応してくれる人が少なかったなぁ。看護師さんにとっては当たり前の事、でも私にとっては初めての事、この温度差は仕方ないけど…これは出産でも同じだった。

 

院内の裏側の様子もこうして映像で見ると、すごい治療をしていたんだな、高額になるわけだ…と思った。

顕微授精を行う前の精子を採取する際、元気な精子の動きを止めてガラス管で吸ってるのは知らなかった‼︎ 精子は尾っぽを突くと動きが止まるらしいです!(←これはいらない情報ですねf^_^;)

 

治療と仕事の兼ね合いも分かる。私も正社員を辞めてストレスフリーになるため少しゆっくりしたけど、全然ダメでスケジュールが割と自由?融通が利く派遣でバイト生活をした。治療や薬代もかかるし稼げるなら稼ぎたかったし。それでも次病院行くのこの辺りかなって時はシフト入れるのやめたり、予定がズレたりすると困った事もあった。これが正社員やパートだったりしたら通院するのもストレスになるだろうなって思ったから、やっぱり理解ある会社が増えて治療しやすい環境になってくれるといいなって思う。

 

金銭面でもそう。助成金が42歳までとか6回までとか…病気じゃないからってのも分かるけど、高額な治療がスタートしたと同時にカウントダウンも始まった気分だった。だって、1人目で仮に5回助成してもらったら、もし2人目も治療ってなって残り1回しか助成はされないし。裕福なご夫婦ならいいけど、私たち夫婦も助成金が出る間だけにしようって決めてスタートした。貯金も使い果たして妊娠、出産してもその後、赤ちゃんにかけれるお金がないのも嫌だったし、妊娠できなかった場合でも貯金ゼロになってしまうのは違うと思ったから。こればかりはそれぞれの価値観だから、考え方はいろいろあるけど、私たちは赤ちゃんが出来なかったらハワイ旅行に行くか⁇って話してたからその分は残しておく必要があった(笑)

 

話が逸れてしまったけど、本当に不妊治療の事は沢山の方に知ってほしいと思う。共感してってのは無理な話だけど、知識があるのと全く無いのとでは違うと思うから。