人が亡くなるということ(葬儀の日)

無事に朝を迎えて…

dokincharin.hateblo.jp

葬儀の日の朝、息子は親戚に見せるための昨日とは別のおもちゃを選ぶ。(昨日、おもちゃに触れてくれた事が嬉しかったみたい)

今日はトミカ。スポーツカーを3台カバンに入れて準備。

ただ、息子の中で葬儀がひかかったのか嫌な気分になったのか、頑なに園児服の着替えは拒んだ。とりあえず園児服は持って出発。

 

式場に着いても「お着替えしない、お着替え嫌だ…」と静かに言い続けてくる。私服が黒っぽかったらまだいいかと思っていたが、黒っぽい服を持っておらずボーダー服にミントブルー色?のパンツ。ちょっとなぁ…と飴あげるからと手を打った。すんなり飴に惹かれてくれてありがとう…と思いながら、着替えられた息子に声をかけ褒める。

 

式中は安心のためもあって、イヤーマフを装着し無事に終了。お焼香も経験し、満足げだった。

棺の中に花を飾る時間になって、様子を見つつ「お花飾りたい」と言うので一緒に飾る。まだまだ花が残っていたので、まだ飾ると叔父の顔まわりに花を添えていた。

棺の蓋を閉める時になって、まさかのボクもやりたいと言う。慌てて足元あたりの蓋を持たせて(触らせて)もらい参加した。息子がどういう気持ちで行っていたかはわからないが一連の流れを行った。

 

火葬場でも大人しく周りの雰囲気に合わせていた。静かに皆を観察していたようにも感じた。

 

火葬の間に精進落としを頂く。お腹が空いていたようでバクバク白飯を食べた。おかずは煮物や酢の物、野菜の天ぷら、豆類だったのでほぼ口をつけず…。こういう時、偏食児は困るなと改めて思った。白飯があって良かった、と。

 

火葬が終わり、納骨へ。

一連の流れを見ていた息子に気分は悪くないかと尋ねたが大丈夫そうでひとまず安心。

とりあえず、式場で行うことは全て終わり、叔父宅へ向かった。

そこで、いとこにスポーツカーのプラモデルやショベルカーのおもちゃをもらい、ご機嫌な息子。嬉しそうに「ありがとう」の意を込めてはにかんでいた^ ^