こだわり発動!

先週、保育園の体操服の下に着るロンTの袖が短くなった事に突然気づき、

「(手首)ここが見えちゃうから恥ずかしい」と。

年長になってからかな…見られちゃうから恥ずかしい、誰かに何か言われる〜が増えた気がする。(膝を出すのは本当に嫌がる、年中長ズボンかスパッツ着用)

 

年少の時から保育園の衣替えもすんなりはいかなかったが、保育園で他の子の姿を見て「あれ?みんな服がいつもと違う」と納得すれば衣替え完了。もしくは外ではこだわりを出さない息子は「先生が言ったら脱ぐ」といつしか先生の言うことは受け入れていた。だから「あれ?今日はこのままの格好だったの?」と聞くと「だって、先生言わなかったから」と答えていた。

私が新しい服を着るのも「誰かに見られちゃうよ〜、ママ着替えて」と言うようになった(^_^;) 息子が安心して大好きな私の格好はパジャマ。スエットが安心するようだ(笑)寝る時も布団に入るとピタリとくっついてきて、「ママのこの服かわいい〜!だいすき〜!」と言ってくれる。複雑な気分(笑)色違いで持っていてお風呂後、日替わりで来ているが特に薄いピンクの方が好きらしい。

 

話が逸れたが、今朝は新しいロンTをおろした。嫌がるだろうな…と予想はしつつ、保育園の日はただでさえ行きたがらないのに、さらに嫌な要因は増やしたくない。今日は楽しみな療育が入ってる日なので今日着せて慣れてほしかった。

ロンTも保育園用なので安く買いたかった母。本当は息子に選ばせてあげれば良かっただろうが、申し訳ない。今回はお手頃価格で買ったロンTで許してくれ〜‼︎ と思いつつ、今日はさらっと遊んでいる隙に着せてみた(笑)

当たり前だか、すぐ気づき「何これー‼︎ 恥ずかしい…。この服いやだ」と隠れてシクシク(/ _ ; ) パパに見られるのですら抵抗があるようでずっと隠れていた。

「⚫︎⚫︎(息子)は背が伸びて大きくなってきたから手首も見えちゃうようになったんだよ。この前、手が見えて恥ずかしいって言ってたから新しい大きい服を買ったんだよ」と伝えるも、

「この服いやだ…。これじゃトランポリン(運動療育)できない」と。

 

この繰り返しで療育の時間も迫ってくる…。そしてこの先、新しい服をおろすたびにこの戦いがあるのか…と思うと気が遠くなってイライラしてしまった。

そこで、

「じゃあ、先生に言う?見ないでねって」と話すと「うん」と頷く。息子に「先生にママが言う?お手紙かく?」と相談すると「お手紙にする。ボクが渡すから」と乗り気になり、なんとか動いてくれた。

だいたいの文章も息子が考え、

 

『せんせいへ

きょうは、あたらしいふくをきていて、

はずかしいのでみないでください。

⚫︎⚫︎(名前のみ息子が書いた)』

 

と手紙を持っていった。

いざ療育に着くと、「ママ、手紙、手紙ー」と無言で受け入れの先生に渡す。

ノリが良い先生は「何なに?先生にラブレター?クレームじゃないよね⁉︎(笑)」なんて冗談を言いながら「今、先生読んでいいの?」と聞いてくれ息子も頷く。

「あ〜!はいはい、わかったよ^_^ よく来てくれたね!ありがとう。他の先生にも読んでもらおうね!」と声をかけてくれた。担当の先生にもお手紙ですと渡してくれ、その先生も手紙を読んでとびっきりの笑顔で「そうなんだ〜!わかったよ〜!」と受け入れてくれた。

息子もそのやりとりで一気に安心し、上着もいつも通り私に渡してきて部屋に入った。先生のその一言、関わりだけで気持ちも切り替えられて助けられた^ ^ 

息子と分かれてから受け入れだった先生が、

「⚫︎⚫︎くんでもそんな事あったんですね!ここではわりと切り替えられていたので、そんな姿があったとは…新しい一面です(笑)」と声をかけてくださり、私も

「外では出さないタイプなんですが、家だとこだわりはよく出ます(^-^; 今日は家を出る前に一悶着でした〜」と話した。

運動療育に入ってまだ2ヶ月だか、息子の様子を見ているとすぐに大好きな場所になって、先生の事も大好きになって♡やっぱり自分を受け入れてもらっている感があるんだろうな〜

担当の先生も、「声はでなくても⚫︎⚫︎くんの仕草や目線で何がしたいのか分かるようになりました!」って前回の療育で言ってくださり、本当に新しい好きな場所が出来て良かったなと思った。

以前の療育でも声が出ない息子に対して、目を見て「うんうん、心の声が聞こえたよ〜!ちゃんとあいさつできたね!」とか少し口を動かせば「わぁ!教えてくれて、ありがとう」などと先生方は声をかけてくれていた。そのおかげでもあって、療育卒業間近になって家のような大きな声で療育で話せるようになったのだ^_^

 

こだわりはいろいろとあるが、それも息子だ。

分かってはいるが、余裕がないとイライラしちゃうな〜とあとから反省。

コーヒー飲んで、ぼちぼち頑張ろう!